犬同士のケンカの対処法

散歩中犬同士でケンカになってしまったら、家の庭に他の犬が入ってペットとケンカを始めてしまったら、飼い主さんはどのように対処すればよいのでしょうか?また、ケンカで傷を負ってしまったらどのように手当てをすれば良いのか、今回はお話をしていきましょう。


ケンカになる原因

犬はもともと、お互いの間で優劣をつけることが多い動物です。知らない犬同士が顔を合わせたときに、自分の強さを見せようとしたり、自分のテリトリーや飼い主を守ろうとしてケンカになることがあります。さらに、社会性が欠如している場合、犬同士のコミュニケーションがとれずに、他の犬も対する恐怖から攻撃的になってしまうこともあるようです。


ケンカが起きてしまったら

一旦犬同士がケンカを始めてしまうと、犬は興奮状態となり、普段はとても大人しい子でも仲裁に入った飼い主さんを誤って噛んでしまうこともあります。大きな声で叱ったり、相手の犬を威嚇するような行為は余計に興奮させてしまうので気を付けましょう。

犬のケンカを止めるには、まず、リードなどを引っ張って犬同士を引き離すようにしましょう。そして、相手が見えなくなる場所まで連れて行って静かに声をかけて落ち着かせましょう。


ペットが他の犬に噛まれてしまったら

目の前で噛まれてしまったとき、いきなり体に触ると興奮して神経が過敏になっているため、飼い主さんを噛んでしまうことがあります。まず、犬を十分に落ち着かせましょう。

犬が落ち着いたら、傷口を確認しましょう。噛み傷は、見た目がとても小さく毛の下に隠れているため、体中を優しく触ってよく探してみてください。毛を掻き分けて、出血している場所を探しましょう。また、噛み傷は上の歯と下の歯で挟まれているため、一か所見つかるともう一か所ある場合があるためよく探しましょう。

もし出血しているようなら、清潔なガーゼやタオルなどを使って強く圧迫して止血します。


動物病院に連れて行きましょう

噛み傷は見た目は小さくても、意外に深いものです。また、表面は何ともなくても、皮膚の下が広範囲に裂けてポケットのようになっていることもあります。犬の口の中には雑菌がたくさん生息していて噛み傷は化膿しやすいため、動物病院に連れて行くようにしましょう。


犬同士がケンカをしないために

まず、ノーリードでの散歩はしないようにしましょう。外で他の犬と出会う場面では必ずリードをつけて、犬の行動をコントロールできるようにしておきましょう。また、ドッグランなどノーリードでもよい場所でも、はじめのうちはリードをつけたまま様子を見て、相性の悪い子がいないことを確認してからリードを放すようにしましょう。


どんなにペットである犬がいい子でも、犬同士の相性はあります。犬は犬歯という鋭い歯を持っていると理解した上で、他の犬とケンカをしないように散歩ルートを変えたり、社会化できるようトレーニングを行ったり、飼い主さんがよく考えてあげるようにしましょう。

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